有料老人ホームの探し方の4つのポイント

1.まずは何を重視するかを決める

有料老人ホームは施設によりさまざまな特色があります。全ての施設を片っ端から見くらべるのは至難の業。あまりにも魅力的な施設が多く、しまいには自分たちが何を重視しているのか見失うこともしばしばです。ここはひとつ、何を重視するのかメモに書いてそれに沿って決めていきましょう。医療的なケアなのか、生きがいや食事なのか、リハビリ重視なのか、施設の場所や交通の便なのか、はたまた価格なのか。それを決めることにより、幅がぐんと狭まってきます。

2.訪問しやすさも考慮する

入居者が家族の場合、定期的に訪問しますよね。ある程度施設を絞り込んだら、その中で通いやすい、交通の便の良いところを選択するのがおすすめ。乗り継ぎが面倒だったり駐車場が狭かったり、とにかく想定している交通手段だけでなく、総合的に訪問しやすい場所がbetter。現在は自家用車で訪問する予定でも、やがて自分も年を重ねれば車を手放す将来もあり得るなど、柔軟に考えましょう。

3.パンフレットを取り寄せる

ここまで考えれば、すでに数軒、多くても数十件に絞れたのでは?それなら資料請求でパンフレットを取り寄せましょう。ほとんどの施設はカラー写真のわかりやすいパンフレットでアピールしますし、その施設の特色を打ち出すようなものを作成しているので、見比べて選ぶのが楽しくなるほどです。

4.見学、体験入居は必ずしよう

施設の多くは一泊いくらで体験入居を受け付けています。数軒に絞れたら可能な限り体験入居として泊まってみましょう。食事の内容、夜間の施設の様子や騒音、スタッフの対応など泊まってみないとわからないことはたくさんあります。もしも体験入居が無理なら見学だけでも必ずしてください。入居する予定の本人も可能なら一緒に見学したほうがいいですね。なぜって、肌に合う、合わないは理屈ではないのです。もしかしたら最後の住居となるかもしれない場所ですから、なんとなく合う、なんとなく気に入った、という曖昧な感覚はとっても大切なものなのです。

特別養護老人ホームの探し方

現在介護認定を受けて介護を受けていれば、担当のケアマネージャーに要望に合った施設を探してもらいます。立地、価格、周辺の環境なども希望があれば伝えましょう。自分で探すなら市町村の窓口で事業者の一覧をもらいます。気になる施設があればどんどん見学に行ってください。気に入ったら事業者に直接申し込みます。

まだ時間はかかる!そこから待機…!

事業所に申し込んだだけでは即入居とならないのが特養。そこから要介護度や家庭環境など困窮度合いを吟味され、ようやく入居待ちの列に並ぶことができます。数か月、あるいは数年と長い時間がかかる場合もあるので覚悟が必要です。

有料老人ホーム探しに便利なサイト

有料老人ホームを探すなら、便利なのはなんといってもインターネットサイト。一発で好みの施設がふるいにかけられる便利なサイトもあります。ここではおすすめの「有料老人ホーム検索サイト」をご紹介します。
1.みんなの介護
2.LIFULL介護
3.オアシス介護