ポータブル電源のメリット・デメリットとは
初めてのポータブル電源の購入を検討している方に知っておいてほしい、メリットとデメリットを解説します。アウトドア利用、災害の備えなど、用途によっても観点が異なりますが、ご自身の目的と照らし合わせてみてください。
ポータブル電源のメリット
屋外で出来ることが増える・簡単になる
キャンプなどのアウトドア利用の場合、ポータブル電源の出力に対応する機器を使用すれば、電気炊飯や食品の冷蔵などが出来ます。気楽にアウトドアが満喫できるようになりとても便利です。
環境に優しい
火を使わずに出来ることが増えますし、ガソリンを使用する発電機などと違い環境に悪い影響を与えることがありません。ソーラーパネルでの充電に対応する機種も多いので、エコシステムを構築することができます。
緊急時の対策になる
災害時や停電時など、私たちの生活から電気がなくなると、普段想像も出来なかった過酷な生活を強いられます。キャンプやレジャー目的の車中泊など以外に、防災の観点から所有する家庭も増えています。
ポータブル電源のデメリット
購入費用がかかる
どのような用途で購入するかによりますが、ある程度容量サイズや出力を確保しようとする場合に安くはない費用がかかります。1000Wh以上の大きな容量サイズになれば10万円前後の予算は見ておく必要があります。
消耗品である
ポータブル電源に使用されているバッテリーの主流はリチウムイオン電池です。現在、充電式バッテリーには必ず寿命があり、充電、給電を繰り返すうちに最大充電容量が小さくなり、いずれ使用できなくなります。開発によって耐用年数が改善されたり、使い方次第で長く使うことはできますが、いつかは買い替えが必要になります。