UQモバイルとは?概要と特徴

UQモバイルは格安SIM事業者(MVNO)の1つ

UQモバイルは、大手キャリアから回線を借りて利用者に提供する格安SIM事業者(MVNO)の1つです。大手キャリアは回線の開設や運営に相当額の負担が必要なことに対し、格安SIM事業者は回線を借りているだけであるため、一般的に格安な料金で通信環境を提供できます。

また、UQモバイルは大手キャリアauのサブブランドであり、密接な関係があります。auから回線を借りている他社の格安SIM事業者も多数ありますが、auにとってUQモバイルは身内にあたります。

これらのことが、この後紹介するメリットデメリットにも繋がっています。

UQモバイルのメリット

月額料金が安い

UQモバイルのメリットは、まずは安いことです。UQモバイルの月額使用料は1628円からと、auを含めた大手キャリアの同等サービスの契約内容と比較しても半額以下の金額です。

通信回線速度、通信品質が安定している

格安SIMは、キャリア回線と比較すると通信速度・品質ともに劣ります。理由としては、キャリア側が自社と直接契約しているユーザーの通信速度・品質を最優先するためです。
しかしUQモバイルはauのサブブランドなので、他の格安SIMに比べ優遇され、早く、高い品質で通信が可能だと言われています。

充分な店舗窓口を持っている

格安SIM事業者は窓口がなく全てオンラインで契約から解約まで行う場合が多いです。UQモバイルの場合、auショップに窓口が設けられているなど、対面対応が可能なため敷居が低くなっています。

UQモバイルのデメリット

格安SIMの中では料金が高い

UQモバイルはキャリアに比べて安いですが、他社格安SIMには月額1000円を切る基本プランなど、もっと安いプランも存在します。支払い費用を抑えることが最優先の場合は、ここはデメリットとなります。

大手キャリアの回線速度には劣る

格安SIMの宿命ですが、回線速度・品質において、大手キャリアには劣ります。ただし使用感に影響を与えるかというと、気になる人は気になっているようだ、といったところです。
ごく一般的な人にとってはあまり実感することはないかもしれません。

データ通信容量が控えめ

月間のデータ通信容量別で契約プランを選びますが、基本プラン中最大容量を提供する「くりこしプランL+5G」は3828円の月額料金でデータ容量は25GBです。他社の場合はデータ容量無制限プランを用意していることもあります。もちろんその方が料金はかさみますが、データ通信の容量は気にせず使いたいヘビーユーザーにはUQモバイルは向かないかも知れません。