④：金利の変動に強い

自動継続の設定をすれば、1週間や2週間の満期ごとに手続きしなくも、自動的に利率が切り替わって運用されます。そのため、預けている金融機関の超短期定期預金の利率が上がった時には、その度に上昇後の利率が適用されるので、変動金利に強いといえます。

⑤：元本保証がある

通常の定期預金と同じく、万が一期間内に払い戻しが必要になっても元本が保証されます。

⑥：税金が引かれないことも

定期預金や普通預金の利息からは、税金が20.315%引かれることになっています。例えば10万円を0.2%の利率で1年間預けると、200円の利息から40円引かれてしまい、手元に残るのは160円となりますので、利息が思っていたよりも少なく感じることもあるでしょう。
一方で、超短期定期預金の場合は、税金が引かれないこともあります。例えば、先と同じ10万円を1週間0.2%で運用したとします。すると1週間でつく利息は3.99円になります。そこから20.315%の税金をつけると0.8円と1円以下となるので、税金は引かれません。そのため、超短期定期預金は高金利で自動継続ができれば、金額によっては、税金が引かれる額が少ない分、長期の定期預金よりもお得になるという可能性もあります。

⑦：使いやすく貯めやすい

超短期定期預金は1週間や2週間ごとに満期があるので、資産を分散することで、毎週なにか出費がある曜日に満期を設定したり、毎日満期がくるようにして、使いやすくしたりすることも可能です。満期日に使う予定がないならば、自動継続の設定をすることで、満期ごとに自動的に定期預金が更新されていくので、元本に利息を上乗せして資産を少しずつ増やすこともできます。