新車とカーリース徹底検証

ローンが終われば自己所有になる新車と、月々定額で新車に乗れるカーリースはどっちがお得？諸費用、メンテナンスなどさまざまな方面から検証します。

項目別の比較

ランキング5社　比較一覧表
	nuroモバイル	楽天モバイル	mineo	UQモバイル	Y!モバイル
基本料金プラン	3GB 792円 /月	3GB 1078円 /月	5GB 1518円 /月	3GB 1628円 /月	3GB 2178円/月
回線速度 /下り	988Mbps	500Mbps	988Mbps	225Mbps	350Mbps
利用回線	au docomo softbank	rakuten	au docomo softbank	au	softbank
通話定額サービス	オプション	オプション	オプション	10分まで無料	10分まで無料
データ使用量繰り越し	○	○	○	○	✕

こうしてそれぞれのメリットデメリットを比べてみると、それぞれ向いている人と向いていない人とがいるようです。車やドライブが好きで、愛車を自由にカスタマイズしたい人、愛車に愛着を持って乗りたい人は新車が向いています。反対にすべて面倒なことはリース会社に任せお金だけ払って手軽に乗りたい、車種にあまりこだわらず、使い勝手が良ければOKという人はリースの方が向いているのではないでしょうか。

費用面から検証

それでは車にかかる費用の面だけを検証してみるとどうなるでしょうか。頭金なしで新車の5年ローンを組んだ場合と同じ車種の5年契約カーリースの場合で比較しましょう。
乗り出しはどちらも新車の状態ですから、5年間傷や汚れは同程度と仮定します。新車の場合、月々のローン返済に加え、車検、税金などさまざまな費用がかかります。カーリースはローンよりも月々の支払いが多少高額になるものの、それらのメンテナンス費用や税金などの費用がリース料金に含まれています。なので、ここまでは新車とカーリース、どちらを選んでも金額に大きな差はなさそうです。
ただし、カーリースの場合、残価設定額が低く見積もられていることも多いもの。リース契約終了後の残価設定より、新車を同じように乗って5年後の下取り金額の方が高値が付くことが多いのです。その理由としてリース会社は予想外の車体傷や、走行距離オーバーの支払いをしないなど、悪質な契約者に貸し出した場合を考え、残価設定を低めに設定しリスクの軽減を図っているからです。
さらに、カーリースは多くの場合契約期間終了後に返却しなくてはなりません。逆に新車をローンを組んで購入した場合は、5年後に下取り金額が高いところを探すのも自由ですし、ローンが終われば完全に自己所有の財産となりますから、後はメンテナンスと税金の支払いだけで壊れるまで乗り続けることもできます。今の車の寿命は随分伸びましたから、丁寧にメンテナンスを心掛けると10年以上余裕で乗れる車も多いですよね。
新車向きの人・・・車を好きなように改造したい。愛着を持って長く乗りたい。
　　　　　　　　　ある程度頭金が用意できる。
カーリース向きの人・・・一つの車種に縛られず、いろんな車種に乗りたい。
　　　　　　　　　　　　面倒なことは嫌い。まとまった費用がない。
このように車とどう付き合うかによって、新車とカーリースを比較検討してみるといいですね。