猫がキャットフード以外に食べていいもの

野菜

猫はもともと肉食ですが、レタスやキャベツ、大根といった野菜なら食べてもOKです。野菜は、消化吸収に必要な「酵素」や胃腸を整える「食物繊維」が豊富。「ビタミン」「ミネラル」といった、キャットフードからは摂りにくい栄養素も摂取できます。ただ、野菜によっては加熱や加工が必要なものもあります。事前によく調べてから与えるようにしましょう。

果物

梨やりんご、イチゴといった果物は与えてもOKです。ほとんどの果物は加熱の必要がなく、そのまま与えられるのも簡単でうれしいですね。ただ、果物は糖分が多いため、与えすぎには要注意。スイカやメロンはカリウムが豊富なため、腎臓や心臓に疾患がある猫には不向きです。

乳製品

水をあまり飲みたがらない猫には、ヨーグルトやヤギのミルクを与えましょう。乳製品はカルシウムやビタミンDも摂取できるので、丈夫な骨づくりに役立ちます。ただ、市販の牛乳は下痢を起こす可能性があるため禁物です。必ず猫用に販売されているものを与えましょう。

穀物

穀物も食材をきちんと選び、少量なら与えてもOK。枝豆や納豆、きなこはタンパク質やビタミン、食物繊維も豊富です。ただし、白米や食パンはNGです。

猫が絶対に食べてはいけないもの

ネギ類の野菜

タマネギやネギ、ニラといったネギ類全般は、猫に食べさせてはいけません。少量でも嘔吐や貧血といった中毒症状を引き起こします。まだ、この中毒を解毒する薬はないので、もし食べてしまったらすぐ病院へ連れていきましょう。

ブドウやレーズン

猫がブドウやレーズンを食べると、嘔吐や下痢といった症状が表れます。急性腎不全になり死に至るケースもあるため、猫には危険な食べものです。