PCでゲームをするなら、出来るだけスペックの高いゲーミングPCの購入を検討したいところです。しかしコンピューターの性能は上を見ればきりがなく、また性能が高ければ高いほど一般的に購入費用も高くなっていきます。

ゲーミングPCで重視するべきポイントを押さえ、自分の用途に最適なものを選べるようになりましょう。

ゲーミングPCの性能はどこで比較する?

グラフィックボード

グラフィックボードとは、「GPU」という映像や画像をモニターに反映させる役割を担う部分を含んだパーツのことです。このGPU性能が低いと、特に映像が精細で負荷が大きいゲームにおいて操作遅延したり映像がカクカクしたりするという事があり、ゲーミングPCにおいて非常に重視されるポイントです。

GPUの性能はビデオメモリのギガバイト数で比較されます。2GB〜24GBくらいまで選択肢はありますが、多くのゲームを快適に遊ぶためには8GB以上を目安に検討すると良いでしょう。

CPU

PCの頭脳としての役割を持つCPUは、プログラムの処理速度全般に影響を与えます。ゲーミングPCではIntelのCore i5などのシリーズ、AMDのRyzen 5などのシリーズが一般的です。性能面で考えると、Core i5、Core i7、Ryzen 5、Ryzen 7等であれば充分と言えます。

メモリ

机の広さに例えられることも多いメモリ。複雑な作業をする際に狭い机だと効率が悪くなってしまいます。PCの中の作業スペースを広げる役割があるのがメモリです。CPUと同様、全体の処理速度に影響します。

こちらはゲーミングPCの場合は16GB以上あると良いでしょう。

冷却機能

実際にゲームに使用し、性能が高い各パーツが一斉に動作すると、PCはかなりの熱を持つことになります。冷却ファンの大きさ、熱を逃がしやすい構造にできているかも大切なポイントの一つです。

プレイしたいゲームの推奨スペックを確認する

ここまでご紹介したポイントを知った上で、自分がプレイしたいゲームのPC版公式サイトを確認してみましょう。必要スペック、推奨スペックなど、そのゲームはどれくらいのPC性能でプレイが可能か記載があるので、目安にすると良いでしょう。

他のゲームでもゲームジャンルが同様の場合は対応できる事が多いです。自分が最もプレイするゲームジャンルにどの程度のスペックが必要になるのか確認しておきましょう。