どうして舌苔ができる?

唾液の減少

ドライマウスなど口内が乾燥しやすい状態になると、唾液の洗浄効果が弱くなり、舌の上に汚れが溜まるため舌苔ができやすくなります。ドライマウス以外にも高齢化やストレスの増加などで唾液の分泌が抑えられることでも舌苔の量が増えてしまいます。

口呼吸

口呼吸をすることで唾液が乾燥してしまい、唾液の洗浄能力が落ちます。そのため、舌苔ができやすくなります。また口呼吸は鼻呼吸より酸素の吸収量が少ないため、代謝が落ちてしまい、その他の虫歯や歯周病が進行してしまいます。

歯磨き・舌磨きの不足

日々の生活の中のブラッシング不足が原因で口内に汚れが溜まり、舌苔の量が増えてしまいます。舌を清掃している人は全体の役20%というデータもあり、まだ舌磨きが浸透していないという現状があるのも事実です。

舌苔の対策方法

こまめに口内乾燥を防ぐ

舌苔の増加は口内の乾燥が原因となって引き起こされるので、こまめに水分補給をするなどして、口内の乾燥を防ぎましょう。また、酸っぱいものを食べ、唾液の分泌を増加することも舌苔の増加を防ぐ一つの手段です。

一日1回の舌磨きを徹底する

一日1回の舌磨きを徹底することで、舌苔の増加を抑えることができます。おすすめは口内が乾燥し、舌苔が溜まりやすい朝です。ここで注意したいのが「一日1回に抑える」ということです。舌はかなりデリケートな部位なので、一日に何度も舌磨きをしてしまうと、舌苔が溜まりやすくなってしまいます。