利用できる店舗数
2つの決済方法で大きく異なるのは「電子決済サービスの種類」です。クレジットカードのタッチ決済には国際規格の「NFC」の技術が使用されています。よって日本だけでなく海外でもクレジットカード会社と提携している店舗であれば利用可能です。
一方iDにはNFCをベースにソニーが独自開発した「Felica」という技術が使われており、使用は国内の約124万箇所の加盟店に限定されます。日本国内で使う分にはどちらも不便なく利用できますが、タッチ決済は海外でもいつもとおなじ方法で支払えるので非常に便利です。
紐付けできる支払い決済
iDに紐付け可能な支払い方法はクレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Payなど多様な支払い方法があります。クレジットカードは毎月決まった支払日にまとめて銀行口座から引き落とされる仕組みです。残高不足で支払いができない場合は使用停止になってしまうことがあるため注意が必要です。
審査の有無
これからタッチ決済を使い始めたいと思っている方はまずクレジットカード作成の申し込みをします。クレジットカードですから、個人情報や収入など信用情報を元にした審査を通過する必要があります。審査に通らなかった場合カードを作成できないのでタッチ決済も利用できません。
一方iDはクレジットカードと異なり利用に審査はありません。申し込めば誰でも使うことができる手軽さがあります。