
Googleフォトは、スマートフォンやパソコンにある写真・動画をGoogleアカウントへバックアップし、複数の端末から閲覧・整理・共有できるサービスです。ただし、Googleフォト アプリで削除するとiPhone本体の写真まで消える場合があるほか、バックアップをオフにしても保存済みの写真は自動削除されません。この記事では、2026年8月5日時点のGoogle公式情報を基に、基本的な使い方、容量不足の解消、共有アルバム、削除と復元、パソコンへの保存、同期解除の注意点まで分かりやすく解説します。

この記事の目次
- Googleフォトの基本的な使い方
- 写真と動画をバックアップする方法
- バックアップをオフ・停止する方法
- GoogleフォトとiPhone写真の同期を解除する方法
- 容量の確認と不足を解消する方法
- Googleフォトの有料化とGoogle Oneの料金プラン
- 共有アルバムの作成方法と注意点
- 写真を削除・復元する方法
- iPhone本体に写真を残してGoogleフォトだけ削除する方法
- 消えた写真を探す方法
- パソコンとの同期・保存・ダウンロード方法
- GoogleフォトからiPhoneへ戻す方法
- 写真をSDカードへ移動する方法
Googleフォトとは?写真をクラウドで管理できるサービス
Googleフォトは、Googleが提供する写真・動画の保存、整理、編集、共有サービスです。Android、iPhone、iPadではGoogleフォト アプリを、パソコンではウェブブラウザを使用します。
バックアップを有効にすると、端末内の写真や動画がGoogleアカウントへアップロードされます。同じGoogleアカウントでログインすれば、別のスマートフォンやパソコンからもバックアップ済みの写真を閲覧できます。
Googleフォトで利用できる主な機能は次のとおりです。
- スマートフォンの写真や動画の自動バックアップ
- 日付、人物、場所、写っている物などによる検索
- 明るさ、色、切り抜きなどの編集
- アルバムの作成と共有
- コラージュやハイライト動画などの作成
- 写真や動画のパソコン・スマートフォンへのダウンロード
- 端末内の空き容量を増やすための整理
Googleフォト 使い方|最初に確認したい基本操作
スマートフォンでGoogleフォト アプリを使う
- AndroidではGoogle Play、iPhoneやiPadではApp StoreからGoogleフォト アプリをインストールします。
- アプリを開き、利用するGoogleアカウントへログインします。
- 写真へのアクセスを求められたら、必要な範囲で許可します。
- バックアップを利用するか選択します。
- バックアップ先のGoogleアカウントと画質を確認します。
複数のGoogleアカウントを利用している場合は、画面右上のプロフィール画像をタップし、バックアップ先が正しいか確認してください。別のアカウントへ保存すると、目的の写真が見つからない原因になります。
パソコンでGoogleフォトを開く
- ウェブブラウザでGoogleフォトを開きます。
- スマートフォンと同じGoogleアカウントでログインします。
- 「フォト」からバックアップ済みの写真や動画を確認します。
パソコンに表示されるのは、基本的にGoogleアカウントへバックアップまたはアップロードされた写真です。スマートフォン本体だけに保存され、バックアップされていない写真は、パソコンのGoogleフォトには表示されません。
Googleフォト バックアップ|自動保存を有効にする方法
Android・iPhoneでバックアップをオンにする
- Googleフォト アプリを開きます。
- 右上のプロフィール画像またはイニシャルをタップします。
- 「Googleフォトの設定」を選択します。
- 「バックアップ」を選択します。
- 「バックアップ」をオンにします。
- 保存先のGoogleアカウントとバックアップ画質を確認します。
バックアップ中は、プロフィール画像をタップすると「バックアップしています」「バックアップが完了しました」などの状態を確認できます。写真を端末から削除する前に、バックアップが完了しているかを必ず確認してください。
Androidでバックアップするフォルダを選ぶ
Androidでは、カメラで撮影した写真だけでなく、スクリーンショット、ダウンロード画像、SNSアプリから保存した画像など、端末内のフォルダごとにバックアップのオン・オフを設定できます。
- Googleフォト アプリの設定を開きます。
- 「バックアップ」を選択します。
- 「デバイスのフォルダをバックアップ」を選択します。
- バックアップしたいフォルダだけをオンにします。
すべてのフォルダをオンにすると、不要な画像や一時的に保存した写真までアップロードされ、Googleアカウントの容量を消費する場合があります。
バックアップ画質|元の画質と保存容量の節約画質
Googleフォトでは、主に「元の画質」と「保存容量の節約画質」からバックアップ画質を選択できます。
元の画質
撮影時の解像度を変更せずに保存します。画質を優先したい場合や、大きなサイズで印刷する場合に適しています。元の画質でバックアップした写真と動画は、Googleアカウントの保存容量を使用します。
保存容量の節約画質
ファイルを圧縮して容量を抑える設定です。16メガピクセルを超える写真は16メガピクセルへ、1080pを超える動画は1080pへ変更される場合があります。
保存容量の節約画質を選んでも、2021年6月1日以降にバックアップした写真や動画は、原則としてGoogleアカウントの保存容量を使用します。
Googleフォト バックアップ オフ・停止の方法
- Googleフォト アプリを開きます。
- プロフィール画像またはイニシャルをタップします。
- 「Googleフォトの設定」を選択します。
- 「バックアップ」を選択します。
- バックアップをオフにします。
バックアップをオフにしても、すでにGoogleフォトへ保存された写真や動画は削除されません。オフにした後は、その端末から新しい写真が自動アップロードされなくなるだけです。
複数のスマートフォンやタブレットで同じGoogleアカウントを使用している場合は、各端末のバックアップ設定を個別に確認してください。1台でオフにしても、別の端末でオンになっていれば、その端末から写真が再びバックアップされる可能性があります。
GoogleフォトとiPhone写真の同期を解除する方法
GoogleフォトとiPhoneの「写真」アプリは、同じ写真を表示することがありますが、完全に同一の保存場所ではありません。
- iPhoneの写真:iPhone本体またはiCloud写真に保存されたデータ
- Googleフォト:Googleアカウントへバックアップされたデータ
今後の自動バックアップを停止したい場合は、Googleフォト アプリ内のバックアップをオフにします。さらに、GoogleフォトからiPhone内の写真へアクセスさせたくない場合は、iPhoneの「設定」からGoogleフォトの写真アクセス権を変更できます。
ただし、写真へのアクセスを完全に許可しない設定にすると、Googleフォト アプリでiPhone本体の写真を閲覧したり、選択してアップロードしたりできなくなります。
アプリからGoogleアカウントを削除しただけでは、Googleフォト上に保存済みの写真は消えません。また、アプリをアンインストールしても、クラウド上のバックアップは残ります。
Googleフォト 容量|無料で使える保存容量
Googleアカウントでは、Googleフォト、Googleドライブ、Gmailなどで共有する最大15GBの保存容量を無料で利用できます。
Googleフォト専用に15GBが追加される仕組みではありません。Gmailの添付ファイルやGoogleドライブのファイルが多い場合は、写真が少なくても容量不足になることがあります。
2021年6月1日より前に「高画質」でバックアップされた写真や動画は、原則として保存容量へ加算されません。現在「高画質」は「保存容量の節約画質」という名称になっています。
一方、元の画質でバックアップした写真や動画は、保存した時期にかかわらず容量の計算対象です。
Googleフォト 容量 確認の方法
スマートフォンで確認する
- Googleフォト アプリを開きます。
- プロフィール画像またはイニシャルをタップします。
- 「Googleフォトの設定」を選択します。
- 「バックアップ」を選択します。
- 「ストレージを管理」または容量の表示を確認します。
Googleフォト、Googleドライブ、Gmailがそれぞれどの程度の容量を使っているかも確認できます。
パソコンで確認する
パソコン版Googleフォトの左側にある「ストレージ」を開くか、Google Oneのストレージ管理画面を使用します。大きな写真や動画など、削除候補となる項目が分類して表示される場合があります。
Googleフォト 容量 解消|空き容量を増やす方法
容量の大きい写真・動画を確認する
- Googleフォトの「ストレージを管理」を開きます。
- 「サイズの大きい写真と動画」などの候補を確認します。
- 不要な項目だけを選択します。
- ごみ箱へ移動します。
- 完全に不要であることを確認し、ごみ箱を空にします。
Googleフォトだけでなく、Gmailの大きな添付ファイルやGoogleドライブ内の動画・圧縮ファイルも確認しましょう。
元の画質を保存容量の節約画質へ変換する
パソコン版Googleフォトでは、すでに元の画質でバックアップした写真や動画を、保存容量の節約画質へ変換して容量を削減できる場合があります。
変換すると元の画質へ簡単に戻せないため、重要な原本は事前にパソコンや外付けストレージなどへ保存してください。
削除しても容量が減らない場合
- 削除した写真がごみ箱に残っている
- 削除した写真が容量計算の対象ではなかった
- GmailやGoogleドライブが容量を多く使用している
- 容量表示の更新に時間がかかっている
- 別のGoogleアカウントの容量を確認している
2021年6月1日より前に保存容量の節約画質でバックアップした写真など、もともと容量を使用していない項目を削除しても、利用可能な容量は増えません。
Googleフォトで最も注意したいのは、クラウドの写真だけを消すつもりが、iPhone本体の写真まで消えてしまうケースです。安全な削除方法を次のページで確認しましょう。



