
Google Classroomを使い始めると、「学校から指定されたアカウントでログインできない」「クラスコードを入力しても参加できない」「写真やGoogle ドキュメントを課題として提出したい」と迷うことがあります。教師側でも、クラスの作成、投稿、採点、限定公開コメント、保護者への連絡、Google Meetを使ったオンライン授業など、確認したい機能は少なくありません。この記事では、児童・生徒、教師、保護者それぞれの立場に分け、Google Classroomの基本操作とトラブル対処をわかりやすく解説します。

この記事の目次
- Google Classroomとは何か、無料で使える範囲
- ブラウザ・スマートフォンからログインする方法
- クラスを作成・参加する方法
- 児童・生徒が課題や写真を提出する方法
- Google ドキュメントとの連携方法
- 教師がお知らせや課題を投稿する方法
- Google Meetを使ったオンライン授業
- 限定公開コメントと通知設定
- 保護者向け概要説明メールの仕組み
- アンケート・テストの作成方法
- 採点・返却・フィードバックの方法
- 保存容量と提出できない場合の対処
Google Classroomとは?授業と課題をまとめて管理できるサービス
Google Classroomは、教師と児童・生徒が、授業に関する連絡、教材の配布、課題の提出、採点、フィードバックなどをオンラインで行うためのサービスです。
教師は教科や学級ごとにクラスを作成し、ストリームへお知らせを投稿したり、「授業」ページから課題、資料、質問、テストを配布したりできます。児童・生徒は、自分に割り当てられた課題を確認し、文章、写真、ファイルなどを添付して提出できます。
Google ドライブ、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google フォーム、Google Meetなど、ほかのGoogleサービスと連携できる点も特徴です。
Google Classroomは無料?個人利用と学校利用の違い
個人のGoogleアカウントでは、Google Classroomの基本機能を追加料金なしで利用できます。ただし、年齢やアカウントの種類によって利用条件が異なります。
学校では、Google Workspace for Educationの一部として利用するのが一般的です。所定の要件を満たす教育機関は、Education Fundamentalsを料金なしで利用できます。有料エディションでは、セキュリティ、分析、授業管理、保護者向けプレビューなどの追加機能を利用できる場合があります。
13歳以下のお子様は、原則として学校が管理するGoogle Workspace for Educationアカウントなど、対象となる組織用アカウントでClassroomを利用します。家庭で個人アカウントを新しく作成するのではなく、学校から配布されたログイン情報を確認してください。
Google Classroomへブラウザからログインする方法
パソコンでは、対応するWebブラウザでclassroom.google.comを開いて利用できます。特別なパソコン用ソフトを必ずインストールする必要はありません。
- Webブラウザを開く
- classroom.google.comへ移動する
- 「Classroomに移動」または「ログイン」を選ぶ
- 学校から指定されたGoogleアカウントを入力する
- パスワードなどの本人確認を行う
- クラス一覧が表示されることを確認する
個人用と学校用のGoogleアカウントを両方使っている場合は、ログイン後に画面右上のプロフィール画像を選び、現在使用しているメールアドレスを確認しましょう。
スマートフォンやタブレットで利用する方法
Android、iPhone、iPadでは、Google Classroomアプリを利用できます。アプリはGoogle PlayまたはApp Storeから入手し、提供元がGoogleであることを確認してください。
モバイル版で課題ファイルの作成や編集を行う場合は、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドなどのアプリも必要になることがあります。
Google Classroomにログインできない場合の確認方法
正しいGoogleアカウントか確認する
学校から指定されたメールアドレスではなく、普段使っている個人用Gmailでログインしていると、「このアカウントではClassroomを使用できません」などのメッセージが表示されることがあります。
一度ログアウトし、学校から配布されたメールアドレスで入り直してください。スマートフォンでは、プロフィール画像から学校用アカウントを追加または選択します。
学校の管理者による有効化を確認する
学校用アカウントであっても、管理者がGoogle Classroomを有効にしていない場合は利用できません。自分で設定を変更することはできないため、担任、学校のICT担当者、Google Workspace管理者へ確認します。
パスワードがわからない場合
学校が管理するアカウントのパスワードは、一般のGoogleアカウント復元手続きでは変更できない場合があります。学校が指定した方法で再設定するか、管理者へ連絡してください。
ブラウザやアプリの状態を確認する
- ブラウザやClassroomアプリを最新版へ更新する
- 端末を再起動する
- 通信環境を切り替える
- 別の対応ブラウザで開く
- 複数アカウントからログアウトして入り直す
教師がGoogle Classroomでクラスを作成する方法
- classroom.google.comへログインする
- 画面右上の「+」を選ぶ
- 「クラスを作成」を選ぶ
- クラス名を入力する
- 必要に応じてセクション、科目、教室を入力する
- 「作成」を選ぶ
学校用アカウントで「クラスを作成」が表示されない場合は、管理者が児童・生徒用アカウントとして登録している可能性があります。教師として利用する必要がある場合は、学校の管理者へ確認してください。
クラスを作成すると、クラスコードと招待リンクが割り当てられます。教師は、生徒をメールで招待する方法、クラスコードを伝える方法、招待リンクを共有する方法から選べます。
児童・生徒がクラスへ参加する3つの方法
クラスコードを入力する
- Classroomへ学校用アカウントでログインする
- 画面上部の「+」を選ぶ
- 「クラスに参加」を選ぶ
- 教師から伝えられたクラスコードを入力する
- 「参加」を選ぶ
コードは大文字と小文字、数字、似た形の文字を間違えないように入力します。前後に空白が入っていないかも確認してください。
招待リンクから参加する
教師から送られたクラスリンクを開き、正しい学校用アカウントを選んで「参加」を押します。リンクを開いた後に個人用アカウントが表示された場合は、参加前にアカウントを切り替えましょう。
招待メールから参加する
Classroomまたは学校用Gmailへ届いた招待メールを開き、「参加」を選びます。招待が見つからない場合は、迷惑メール、別のGoogleアカウント、学校側のメール受信制限を確認してください。
正しいクラスコードでも参加できない場合は、コードが無効化されている、招待先の学校や組織が制限されている、異なるアカウントでログインしている可能性があります。
児童・生徒がGoogle Classroomで課題を提出する方法
- 対象のクラスを開く
- 「授業」を選ぶ
- 提出する課題を選ぶ
- 「課題を表示」または「手順を表示」を選ぶ
- 説明、期限、配点、添付ファイルを確認する
- 必要な文章やファイルを作成・添付する
- 「提出」を選ぶ
- 確認画面でもう一度「提出」を選ぶ
ファイルを添付する作業がない課題では、「完了としてマーク」と表示される場合があります。ボタンを押しただけではなく、課題の状態が「提出済み」になっているか確認しましょう。
期限を過ぎた後の提出や、期限前に提出した課題を期限後に取り消して再提出した場合は、「遅延」と表示されることがあります。
写真を課題として提出する方法
スマートフォンのClassroomアプリでは、端末内の写真を選択したり、その場で撮影した写真やスキャン画像を課題へ添付したりできます。
- 課題画面で「添付ファイルを追加」を選ぶ
- 「写真を選択」「写真を撮影」「スキャン」などを選ぶ
- 画像の向きと内容を確認する
- 必要な写真をすべて添付する
- アップロード完了後に「提出」を選ぶ
氏名、住所、顔写真などが不要に写り込んでいないか確認してください。また、友人の顔や著作物が含まれる写真を提出する場合は、学校の指示と利用目的に従いましょう。
提出を取り消して修正する方法
提出後に修正が必要な場合は、課題を開いて「提出を取り消し」を選び、内容を修正してから再提出します。提出を取り消しただけでは、課題は提出済みになりません。期限までにもう一度「提出」を押す必要があります。
課題を提出できても、限定公開コメントとクラス全体への投稿を混同すると、意図しない相手に文章が見えることがあります。教師との安全な連絡方法を次のページで確認しましょう。
実は、「クラスのコメント」と「限定公開コメント」では見える相手が異なります。誤送信を防ぐための使い分けは次のページへ。




