Google Meet完全ガイド|無料版の時間制限・参加・招待・録画・画面共有まで徹底解説

Google Meetの録画方法|利用できるプランに注意

Google Meetには、会議の映像、発言者、共有された画面などを記録する機能があります。ただし、基本的な無料アカウントには、Google Meet標準の会議録画機能は含まれていません。

録画を利用できるのは、Business StandardやBusiness Plus、対象となるEnterprise、Education、Workspace Individual、保存容量が2TB以上の対象Google Oneプランなど、録画機能に対応した契約です。組織のアカウントでは、契約が対応していても管理者が録画を無効にしている場合があります。

録画を開始する手順

  • パソコンまたは対応するAndroid端末で会議へ参加する
  • 会議内のツールを開く
  • 録画の項目を選ぶ
  • 録画開始を選ぶ
  • 参加者へ録画開始の通知が表示されたことを確認する

現在の公式案内では、会議の録画開始はパソコンまたはAndroid端末から行えます。iPhoneやiPadから参加する場合、録画中であることは通知されますが、録画開始の操作には対応していません。

録画できる人の条件

録画できるかどうかは、会議の主催者が録画可能な契約を利用しているか、参加者に必要な権限があるか、管理者が機能を許可しているかによって決まります。

主催者管理が有効な場合は、主催者または共同主催者が録画状態を管理します。発表専用の状態で参加している場合は録画できないため、先に通常の会議参加者として入室し、その後に画面共有を始めます。

録画には何が残る?

録画には、主に発言中の参加者と共有されたコンテンツが含まれます。自分の画面上で特定の参加者を固定表示しても、録画映像の表示内容が同じになるとは限りません。

録画中に表示された会議外のパソコン通知や、共有していない別のウィンドウは通常録画されません。ただし、画面全体を共有している場合は、その共有画面内に表示された内容が記録される可能性があります。

録画時間は最長8時間

1回の会議を録画できる時間は最長8時間です。8時間に達すると録画は自動的に停止します。全員が会議から退出した場合も録画は終了します。

録画データの保存先

録画ファイルは、基本的に会議主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダ内へ保存されます。処理が完了すると、会議主催者と録画を開始した人へ録画リンクを含むメールが送られます。Googleカレンダーで作成された会議では、予定にも録画への情報が追加されます。

録画終了直後にファイルが表示されないことがあります。長時間の会議は処理に時間がかかるため、録画完了を知らせるメールを確認してください。

録画するときに守りたいプライバシー上の注意点

Google Meetでは録画が始まると参加者へ通知されますが、通知だけで説明が十分とは限りません。主催者は録画を開始する前に、少なくとも次の内容を伝えてください。

  • 録画する目的
  • 録画する範囲
  • 録画データの保存先
  • 閲覧できる人
  • 外部共有の有無
  • 保存期間と削除方法

会議には、顔、声、氏名、勤務先、発言内容、画面に表示された資料などが含まれることがあります。社内会議、授業、面談、相談などでは、所属組織の個人情報保護方針や録画規程も確認しましょう。

著作権のある映像、音楽、資料を画面共有して録画する場合は、会議での使用や録画、再配布が認められているか確認が必要です。録画できる機能があることと、録画した内容を自由に公開できることは別です。

Google Meetで文字起こしする方法

Google Meetの文字起こし機能は、会議中に話された内容をテキストとして記録する機能です。対象となるGoogle Workspaceエディションで利用でき、日本語にも対応しています。

文字起こし機能は、パソコンまたはAndroid端末で利用できます。管理者設定や主催者管理が有効な場合は、主催者または共同主催者だけが開始できることがあります。

文字起こしを開始する手順

  • Google Meetの会議へ参加する
  • 会議内のツールを開く
  • 文字起こしの項目を選ぶ
  • 文字起こしを開始する
  • 会議の使用言語を確認する

文字起こしが始まると、参加者の画面に文字起こし中であることを示す表示が出ます。終了するときは、同じメニューから停止します。

文字起こしに含まれる内容

文字起こしには、会議で音声として話された言葉が記録されます。チャットに投稿された文章は、通常の会議文字起こしには含まれません。

発言者の声が小さい、複数人が同時に話す、専門用語や固有名詞が多い、通信状態が悪いといった状況では、誤変換が生じる可能性があります。正式な議事録として使用する場合は、必ず内容を確認し、必要な修正を行ってください。

文字起こしデータの保存先

文字起こしは、会議主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダ内へ保存されます。会議終了後、主催者、共同主催者、文字起こしを開始した人などに、文字起こしへのリンクを含むメールが送られます。予定された会議では、Googleカレンダーの予定にも追加されます。

Google Meetで議事録を作る3つの方法

方法1.Googleドキュメントに手動で記録する

契約プランを問わず行いやすい方法です。会議前にGoogleドキュメントなどで議事録のひな型を作り、担当者が決定事項や担当者、期限を入力します。

すべての会話を書き取るのではなく、結論、保留事項、担当者、次回までの作業を中心に記録すると、実用的な議事録になります。

方法2.文字起こしを基に議事録を作る

対象プランでは、Google Meetの文字起こしを利用できます。会議終了後に全文を読み、重要な内容を整理して議事録へまとめます。

文字起こしは会話の記録に向いていますが、そのままでは文章量が多く、決定事項が見つけにくいことがあります。不要な相づちや重複を削除し、発言の意味を変えない範囲で整理してください。

方法3.「メモを取る」AI機能を利用する

対象となるGoogle WorkspaceエディションまたはGoogle AIプランでは、Geminiを使って会議のメモを自動作成する機能を利用できます。日本語にも対応しており、会議内容をGoogleドキュメントに整理し、会議後に共有できます。

この機能は会議の要点、決定事項、作業項目の整理に役立ちますが、AIが作成した内容には誤りや抜けが含まれる可能性があります。人物名、数字、日時、金額、契約条件など、重要な情報は元の発言や資料と照合してください。

Google Meetでよくあるトラブルと対処法

マイクの音が相手に聞こえない

  • Meet上でマイクがミュートになっていないか確認する
  • 正しいマイクが選ばれているか確認する
  • ブラウザやOSのマイク権限を確認する
  • Bluetoothイヤホンの接続先を確認する
  • 別のアプリがマイクを使用していないか確認する

相手の声が聞こえない

  • パソコンやスマートフォンの音量を上げる
  • Meetで正しいスピーカーを選ぶ
  • イヤホンや外部ディスプレイへ音が出ていないか確認する
  • 一度会議から退出し、音声機器を接続し直して参加する

カメラが映らない

  • カメラを使用している別のアプリを終了する
  • Meet上で正しいカメラを選ぶ
  • ブラウザとOSのカメラ権限を確認する
  • カメラ部分がカバーで隠れていないか確認する
  • 端末を再起動する

録画ボタンが表示されない

録画ボタンが表示されない場合は、無料アカウントを使用している、契約プランが録画に対応していない、管理者が録画を無効にしている、主催者に録画権限がない、対応していない端末を使用しているといった原因が考えられます。

背景設定が表示されない

背景機能は、端末、OS、ブラウザ、アプリのバージョン、管理者設定によって利用できない場合があります。ブラウザやアプリを最新版へ更新し、カメラが正常に使えるか確認してください。

Google Meetに関するよくある質問

無料版は本当に1時間で終了しますか?

参加者が3人以上の基本的な会議は、最長1時間です。1対1の会議は最長24時間です。利用しているGoogle Workspaceなどの契約によっては、3人以上でも長時間の会議を開催できます。

参加するだけでもGoogle Meetのダウンロードは必要ですか?

パソコンでは、対応するブラウザから参加できるため、通常は専用アプリのダウンロードは必須ではありません。スマートフォンでは、Google Meet公式アプリを利用すると参加や通話の操作が行いやすくなります。

会議URLを知っていれば誰でも入れますか?

会議設定や参加者のアカウントによっては、主催者などの承認が必要です。ただし、安全のため、会議URLは必要な相手だけに共有してください。

無料版で録画できますか?

一般ユーザー向けの基本無料機能には、Google Meet標準の会議録画は含まれていません。録画には、録画機能に対応したGoogle Workspace、Workspace Individual、対象となるGoogle Oneなどの契約が必要です。

録画と文字起こしは同じですか?

異なります。録画は映像と音声、共有された画面などを動画として保存する機能です。文字起こしは、会議で話された内容を文章として保存する機能です。利用条件もそれぞれ異なります。

画面共有した動画の音が聞こえないのはなぜですか?

画面全体やウィンドウだけを共有し、パソコン内部の音声を共有していない可能性があります。対応ブラウザで動画のタブを選び、タブ音声の共有をオンにしてから画面共有を開始してください。

まとめ|無料版の制限と権限を確認してGoogle Meetを活用しよう

Google Meetは、パソコンのブラウザやスマートフォンアプリから利用できるビデオ会議サービスです。基本無料の会議では、最大100人まで参加でき、1対1は最長24時間、3人以上は最長60分という時間制限があります。

会議への参加は、招待URL、会議コード、Googleカレンダーなどから行えます。参加前にはマイク、カメラ、スピーカーをテストし、表示名や背景も確認しておきましょう。

画面共有で動画の音声を届ける場合は、対応ブラウザのタブ共有を選び、音声共有をオンにします。画面全体を共有すると個人情報や通知が映る可能性があるため、不要なアプリを閉じてから開始してください。

録画、文字起こし、AIによる議事録作成は便利ですが、利用できる契約プランと権限が限られます。開始前に参加者へ目的や保存方法を説明し、作成された文字起こしや議事録は必ず人の目で確認することが大切です。

<参考サイト>Google Meet ヘルプ / Google Workspace 公式サイト / Google Workspace 管理者ヘルプ / Google One ヘルプ / Google アカウント ヘルプ / Google Play / App Store

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